アマゾンのベゾス氏、ワシントン・ポストを買収 再建へ 2013.8.6 07:39
米新聞大手ワシントン・ポスト社は5日、有力紙ワシントン・ポストを含む新聞発行事業を、米インターネット通販大手アマゾン・コムの創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏に2億5千万ドル(約245億円)で売却すると発表した。編集幹部らはそのまま留任し、新聞発行を続ける。
米新聞業界は広告収入の減少などで厳しさを増している。ポストも新聞事業の業績が低迷。IT業界で活躍するベゾス氏をオーナーに迎えることで、長期的な視点からポスト紙の再建を目指すとみられる。
ベゾス氏は声明で「ポスト紙がワシントンや米国で重要な役割を果たしていると理解している」と表明。ポスト紙のキャサリン・ウェイマス発行人ら幹部にそのまま職にとどまるよう要請した。
ワシントン・ポスト社には、主力の教育関連事業やケーブルテレビ事業などが残り、近く社名を変更する。(共同)
とうとう来たな。
日本の新聞社のように販売店におんぶに抱っこのずるがしこい経営をしていないので、世の中の動きに合わせて形態も変化せざるを得ないという、非常に健全な経済活動の中でアメリカのマスコミはもまれる。
もまれない日本のマスコミは、びっしりまとわりついたコケや内部の膿を包含したままその社会的な役割さえ蝕まれてゆく。