計測技術研究所のワットチェッカー 2000MS1を買った。
サンワサプライあたりへもOEM供給しているのでTAP-TST5の方が名が通っているかもしれない。
もうちっとコンパクトにしてくれたらいいのに、というのが最初の感想だ。
使い方は至極簡単だ。
電源と機器との間のラインにはさんで、測定したい項目のボタンを押すだけだ。リアルタイムで液晶に値が表示される。
データロガーとしての機能も持っててくれたらありがたいが、残念ながらそうではない。
値段が値段だからね。
いろいろ測定してみた結果は、
PC-MM1-H1W
OFF:0 ON-MAX:20 ON-IDLE:16 ON-IDLE-液晶OFF:9
P35
OFF:4 ON-MAX:142 ON-IDLE:95
P5K
OFF:1 ON-MAX:87 ON-IDLE:60
P5B
OFF:1 ON-MAX:147 ON-IDLE:105
ENCODE(CPU 75% 10min):134
ON-MAXというのは起動時に最大負荷のかかったときの値のこと。
起動時にはCPUファンが一時的に高回転するのと、HDDの負荷が起動時に高いことに関連すると思われる。
ON-IDLEはOSも起動してそのシークエンスが一段落した後の値のこと。
P5Bだけは、たまたまエンコードしたい動画があったので、その際の値を測ってみた。
CPUの使用率がほぼ75%の状態のエンコードが、開始から10分ほど経過したときの値だ。その後さらに10分ほど作業が続いたがほぼ同じ値だった。
一番驚いたのは、のろまで亀なMM1の液晶OFF時の9ワットだ。のろまで亀だがそれだけのことはある。変なほめ方だが、今の使い道にはこのノートが最適だということが再認識された。
もうひとつは、やっぱりビデオカードは電源喰いなんだなという点だ。ゲームでもやるんで無けりゃ、オンボードで十分だという考えを裏打ちする結果となった。