言わずもながの「レイトン教授」シリーズだが、納得のいかない問題が結構ある。
たとえば「レイトン教授と不思議な町」の「マッチ犬の悲劇」を見ると、
ヒント1
最初の形は、歩いている犬の姿である。
車にひかれたらどうなるのかを考えてみよう。
ヒント2
犬は4本の足で歩く。
歩くのをやめたのだから、足の形が変わっているはずだ。
ヒント3
たぶん、かわいそうな犬は地面の上にのいているだろう。
2本のマッチを動かして、地面にのびている姿を作るとしたら、動かせるマッチは…足4本のうち、内側の2本を上に…。
正解は上の絵の場合のみなんだが、はじめ、なぜ以下のような足の配置が不正解なのかがわからなかった。
ちなみに、後で調べてみると、犬はこのように歩くらしいので、
正確には、以下のどちらかが正しいと思われる。
この問題のおかしいのは、「ヒント3」でわざわざ「内側の2本を上に…。」とか、根拠の無い誘導をしているところで、全般を通じでこういう根拠の無いごり押しが結構見受けられる。
これなんかも、本当にひっくり返しても問題ない「おかし」の絵がある時点で問題のツメが甘い。
同じ「おかし」でもひっくり返すとまずい「ケーキ」の絵にするとかしないとな。
まあ、多湖輝の「頭の体操」自体がこんな感じのごり押し問題が多かったから仕方ないかもしれない。
そういえば「頭の体操」って、本屋で立ち読みして、これと同様のごり押しや納得いかない解答が多い気がして、まったく興味を持てなかった記憶がある。
中には感心するような問題もあるが、その多くは多湖輝のオリジナルではなくて昔からの由緒ある古典的な問題のような気がする。
レイトン教授シリーズも玉石混交なので、暇つぶしにはいいが愚問が続くと飽きてくる。
名無しが氏んでも代わりがいるもの on 2013年10月6日 at 5:50 PM said:
「頭の体操」は単なるなぞなぞ・クイズじゃなくて、文字どおり頭=思考回路を訓練するのが目的だったので、変な答えもあった訳だ。問題に不足している設定を補う数だけ正解があったりもするし。