Sahara's WebLog

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レーザープリンタ + Press-n-Peel Blue + 生基板 コストの計算をしてみた

最近始めた、レーザープリンタ + Press-n-Peel Blue(※1) + 生基板 で基板を作成する方法のコストを計算してみる。
感覚的に言って、結果が多少コスト高だとしても、ユニバーサル基板でチマチマ配線する方法に戻る気はしない。
が、まあ、計算してみておくのも悪くは無いだろう。

ユニバーサル基板で一番良く使うのは秋月のCタイプのもので、サイズは 72mm × 47mm で、1枚60円だ。
なので、これを基準に、同じサイズのものを1枚作るのにかかるコストを面積ベースで単純計算してみる。

購入先だが、あっちの方が安いのにとかいろいろあるとは思うが、とりあえず、基板関係はPCBマテリアルズドットコム、エッチング液とトナーはMonotaroでの価格を使う。
送料は価格に含めない。
上にも書いたが 72mm × 47mm の面積換算を単純計算する。

Press-n-Peel Blue 279mm × 214mm × 5枚 1782円 の場合
1782 ÷ ( 279 × 214 × 5 ÷ ( 72 × 47 ) ) = 20.2円/枚

生基板 100mm × 150mm × 5枚 1577円 の場合
1577 ÷ ( 100 × 150 × 5 ÷ ( 72 × 47 ) ) = 71.2円/枚

エッチング液 100mm × 150mm × 15枚 2690円 の場合
2690 ÷ ( 100 × 150 × 5 ÷ ( 72 × 47 ) ) = 45.0円/枚

ここまでの合計は 136.4円/枚 となる。
思ったより安いな。
ここから配線材やら配線の手間やらを差し引くわけで、どう考えても安い。

思ったより安いので、トナー代でも加えてみようと思い、印刷コストを考えてみた。
トナーカートリッジ ISO/IEC 19752 1500ページ 4590円
良く分からんので検索してみたら、こんな画像をA4用紙に印刷した場合を想定して、何枚印刷できるかということらしい。
iso19752_fig01
回路パターンはベタの黒塗りなのでこれよりはトナーを使いそうだが、いずれにしても、1ページあたりたったの3円だ。

以上すべてをまとめて、おおざっぱに、1枚150円まではかからない程度と考えればいいだろう。

(※1)最近はPress-n-Peel Blueを使わなくなった。
eBayで買った安い転写用紙を試してみる」を参照のこと。

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Posted under: 主に試行錯誤


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