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ESP8266モジュール(ESP-WROOM-02)を試す その24 Arduino IDEにおけるbinファイル

前回、「ESP8266モジュールを試す その23 Arduino IDE を使わずにbinファイルを書き込む」にbinファイルのことを書いた。
その後、ちょっと調べてみたので書く。

その前に、環境は、Windows 7 64BIT、Arduino IDE v1.6.6 だ。
初期設定では、コンパイル中に、
C:¥Documents and Settings¥hogehoge¥Local Settings¥Temp¥builddf4dfa04816a46c5ba8c1a74fe0b19bb.tmp
などという一時フォルダが作成されて、その中に中間ファイルなどが保存される。
ここに、binファイルも作成される。
たぶん、builddf4dfa04816a46c5ba8c1a74fe0b19bb のbuild以下の部分は毎回変わるんだろう。
Arduino IDEで開いていたスケッチを閉じるとこのフォルダは自動的に削除される。
したがって、binファイルも残らない。
esp8266_arduino_bin_write_03
ちなみに、複数のスケッチを同時に開いてコンパイルすると複数の一時フォルダが作成される。
つまり、スケッチさえ閉じなければbinファイルは存在するので、取り出すには好都合だが、何せ場所がわかりにくい。

一方で、「Arduino IDEでコンパイルしたファイルはどこに?」に書いた方法では、場所は指定できるが、複数のスケッチを扱う場合にはスケッチを閉じなくてもとにかく直前のものが削除されてしまうようだ。
つまり、場所はわかりやすいが1件分しか見られない。

どっちにしても、MPLAB X IDEに慣れていると面倒に感じてしまう。

追記
Sketch > Export compiled Binary で、スケッチのあるフォルダにコンパイル済みのバイナリを保存してくれるようになったようだ。
これが、1.6.5以降の仕様なので、探しても出てこなかったわけ。
とは言っても、これ、いちいちそのたびにコンパイルする。
直前の一時フォルダが存在して、スケッチの内容にも変更が無いのにだ。
どんだけ無駄が多いんだよこのIDEは。
esp8266_arduino_bin_write_04
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