Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

R8C/M12Aの開発環境を整える

ここ2回ほどR8C/M12A関連の記事を書いている。
Renesas R8C/M12A にプログラムを書き込む
追加投資たったの100円でPICのプログラマを作ってみる。

ついでに開発環境も整えてみることにしたので、その覚書き。
基本的に「R8C/M12A」で検索して上位に出てきたこのページを参考にしている。
たまたま出てきたから参考にしただけで、ハード的には以下の回路をブレッドボードに組んでFT232RLモジュールをつないだだけのものを使う。
r8c_m12a_program_07
そのつどLEDなどの必要なものを手持ちから追加し、R8C/M12A 100円 以外の出費はしない方針だ。

【無償評価版】M16Cシリーズ, R8Cファミリ用C/C++コンパイラパッケージ M3T-NC30WA V.6.00 Release 00をもらってくる。
Renesas R8C/M12A にプログラムを書き込む」にも書いたように、正面玄関から乗り込む方がたどりつきやすいかもしれない。
とにかく、もらってきた nc30v600r00_ev.exe を実行してインストールする。
あと、お試し用のプログラムをここからもらってくる。
https://www2.himdx.net/mcr/product/download/r8cm12a_breadboard_v100.zip
ライタは「Renesas R8C/M12A にプログラムを書き込む」で準備できていることにする。

High-performance Embedded Workshop を起動する。
r8c_m12a_work_01
もらってきたサンプルの r8cm12a_breadboard.hws を開く。
r8c_m12a_work_02
01led を右クリックして、メニューからビルドを実行する。
r8c_m12a_work_03
出来上がった 01led.mot を、「Renesas R8C/M12A にプログラムを書き込む」の手順でR8C/M12Aに書き込み、実行する。
書き込み時はMODEをLowにする。
実行する際にはMODEを抵抗でプルアップしてからリセットあるいは電源を再投入する。
以前作ったLEDボードがそのまま載ったので使ってみた。
r8c_m12a_work_04

FT232RLあたりを載せたUSBシリアル変換モジュールさえあれば、後は手持ちのパーツだけで開発環境が構築できる。
しかも、チップ自体は秋月で100円で購入できる。
何であんまりポピュラーじゃないのかな。
私が知らなかっただけかな。

最初からこれに出会ってたらどうだったか分からないが、今更使わないかな。

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Posted under: PIC以外


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