手っ取り早く、手持ちの物で試してみる。
バッテリーはダイソーのモバイル・バッテリーから外した18650(「ダイソーのモバイルバッテリーが手に入ったので改造」)を直列に2つ。
2000mAhの印字があるが、実際は7割程度の容量(「ダイソーのモバイルバッテリーに入っている18650の放電テスト 1~2回目」)だと思う。
これを三端子レギュレータ(LM7805CV)を使って5Vに降圧して使う。
取り付けた冷却Fanの分も含めてOrange Piの消費電流は340mAだった。
三端子レギュレーターもかなり発熱するのでその分も無駄になっている。
Orange PiにUSB接続のWEBカメラを2つ取り付けると途中で止まってしまった。
ヒートシンクなしの三端子レギュレーターが指で触れないほど高温になっていたのでそのせいだと判断した。
面倒くさがってヒートシンク無しで使うなんて、やはり無謀だった。
ヒートシンクを付けると途中で止まることはなくなったが、それでも60℃くらいになったので、冷却ファンを取り付けることにした。
これなら40℃程度に温度を下げることが出来る。
結果、Orange Pi、Cooling Fan x2、WEB Camera x2 を動かしている状態になる。
以上の電流をすべて18650でまかなうと消費電流は600mAに届く程度となった。
このまま、動画をストリーム配信させ続け、電池切れで止まるまでちょうど2時間だった。
用途を限定すればこの構成でも駆動できることは分かった。
降圧用のレギュレータをもう少し効率の良い物に替えるとか、WEBカメラを1台にするとか一工夫すればもう少し長く運用できるはずだ。