形態が違うだけで「Digisparkクローンを試してみた。」とやることは全く同じだ。
何が違うのかというと、載ってるAVRがDIPパッケージな点だ。
なので、取り外して単体で使えるということ。
スケッチを書き込むところまでやったら、外して身軽にしたものを別基板で使おうということかもしれない。
単体のATtiny85が秋月で130円だ。
それを買ってきて差し替えて使えば、開発環境はArduinoだし、外せるのでマイコンとしてはコンパクトさを生かせるしで、いろいろいいことづくめなのだ。
ただ、それも、これから一から環境をそろえようという人の場合であって、私にとっては特にメリットが無い。
マイコンの性能はAVRについて良く分からないので、一概に比較してはいけないのかもしれないが、環境さえ整っていれば8ピンのDIPパッケージのPICなら45円だ。
要するに、私としては話のネタに買ってみたというだけのこと。
とりあえず、「Digisparkクローンを試してみた。」で書き込んだのと同じスケッチで、マウス・カーソルが円を描くという動作が再現できた。
ちなみに、本家からもらってきた回路図。
97a1bb28_DigisparkSchematic
Lチカのスケッチを書き込んだ後で基板から外し、ブレッドボード上で単体で駆動させてるところ。
電源投入だけではLチカせず、回路図のように2ピンをプルアップ、3ピンをプルダウンすると動いた。
ブートローダで何かそんなことをやってるのかもしれないが良く分からない。
外しても動く(当たり前だが)ことは分かった。
多分マイコン開発環境としては最安だろう。
送料込み、もちろん基板上にATtinny85が1つ載って299円だった。
追記
そう言えば、ブートローダのことを忘れてた。
買ってきたATtiny85にはブートローダは書き込まれてない。
そこんところどうなんだろう。