基本はこの記事。
「NVEnc + BATファイルで動画の画面サイズを変更する。」
ただ、上では画面サイズそのものを小さくしたので、総データ量は何もしなくても当然減ったわけで、エンコード時の設定には何の工夫もしてない。
今回は画面サイズは保ったままデータのサイズを減らしたいのでひと工夫必要なはず。
ともあれ初期設定のまま、まずは動作するのかどうか試してみる。
AAC bitstream not in ADTS format and extradata missing
というエラーが延々と出る。
ググったら–audio-copyとしなければいいという書き込みを見つけた。
意味も分からずその通りにした。
コマンドラインはこんな感じだ。
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-c h264 --interlace tff --cqp 20:23:25 --qp-init 20:23:25 --gop-len auto --vpp-nnedi |
これに実行ファイルの名前と出力ファイル名の処理を加えてこうした。
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NVEncC64.exe -c h264 --interlace tff --cqp 20:23:25 --qp-init 20:23:25 --gop-len auto --vpp-nnedi -i %1 -o "%~n1_1440x810_DeInta%~x1" Pause |
音が入ってなかった。
こう変更した。
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NVEncC64.exe -c h264 --interlace tff --cqp 20:23:25 --qp-init 20:23:25 --gop-len auto --vpp-nnedi --audio-source %1:copy -i %1 -o "%~n1_1440x1080_DeInta.mp4" |
–audio-source %1:copyでソースの音声をそのままコピーしてくれるはず。
–audio-copyとの違いはわからないがエラーは出ない。
ファイルのサイズは元とほとんど変わらない。
エンコードの設定をVBR Performance にしてみる。
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-c h264 -u performance --interlace tff --vbr 7500 --qp-init 20:23:25 --gop-len auto --vpp-nnedi |
現行のTMPGEncでエンコードした場合の倍ほどのサイズになった。
7500kbbsから4000kbbsに変更する。
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-c h264 -u performance --interlace tff --vbr 4000 --qp-init 20:23:25 --gop-len auto --vpp-nnedi |
TMPGEncでエンコードしたものとほぼ同程度のサイズになった。
現段階でのBATファイルは以下のとおり。
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NVEncC64.exe -c h264 -u performance --interlace tff --vbr 4000 --qp-init 20:23:25 --gop-len auto --vpp-nnedi --audio-source %1:copy -i %1 -o "%~n1_1440x1080_DeIntaVBRPer4000.mp4" Pause |
コマンドラインを拝借するAviUtl上のNVEncの設定画面は以下の通り。
変更してない部分も含めて全部載せた。
問題は画質なわけだが、これ、実際のところ比較してもよくわからない。
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