POSER Pro 2014 を購入して、今日インストールした。
ダウンロードに使ったSmith Micro Download Managerというアプリケーションは、ダウンロードが完了するとボタンが[Install]に変わって、これをクリックすればインストールが始まるようになっている。
ただ、その他の多くのファイルも1つ1ついちいち[Install]をクリックしてインストールするので、まとめてワンクリックで済ますというわけにはいかないようだ。
わざわざ専用のアプリケーションまで用意したのに、以前のように手作業でやるのとあまり変わらなかったのは、Smith Microらしい中途半端さと言える。
このダウンローダー兼インストーラーは、発売前日にちょちょいと作っただけの片手間アプリケーション感が否めない。
インストール前のファイルは、contentはSmithMicroDLMcontentwin以下に存在し、POSER本体はSmithMicroDLMPSXPwin以下に存在するのだが、
インストールが終了するとすべてSmithMicroDLMinstalled以下に移動されるのだが、このときファイル名にバージョン番号が付加される。
後々のアップデートをにらんだ仕組みなのかという気がするが、今のところシステムを変更した場合などの2度目以降のインストールでは、このSmith Micro Download Managerは使わずに直接ファイルをダブルクリックするだろう。
いろいろな機能が追加されたようだが、何よりもまずはレンダリングの速度比較だ。
Windows 7 64BIT の環境で、64BIT版のみをインストールしてのPro 2012とPro 2014の比較だ。
同じファイルをそれぞれに読み込んで30フレーム分のレンダリングをQueueManagerを介して実行した場合の所要時間を以下に示す。
V4を1体だけ画面中央に立たせ、1、15、30フレームで適当にポーズを変え、その周りでカメラを半回転させるというシーンだ。
レンダリングの設定は初期値のままだ。
3割ほど速いということでいいのかな。
もう一例。
今度はガラス製のオブジェクトを加え、レイトレースとインダイレクトをオンにした、普段一番良く使う設定での比較。
ガラスや金属の反射や透過が意味も無く好きなので、この設定の方が興味がある。
およそ4割ほど速いという結果で、時間のかかる処理ほど新バージョンの効果が大きいということになる。
どうせ次から次へといろんなバグや不都合が出てくるんだろうけど、そういうのはもう慣れっこなので、今後のお楽しみとして取っとくことにして、とりあえず基本性能が良さそうなのは満足だ。
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