「DELL DIMENSION 5150C」を購入してからだいぶ経つ。
いやしくもPC自作を趣味としていた者が、メーカー製の、しかもスタイルだけがとりえの機種を購入する以上、それなりの訳があった。
で、その訳ゆえに、当分、PC自作系の話題からは遠ざかっていたのである。
しかし最近、5150Cのファンがうるさすぎる。
もともと、うるさいと評判だったらしいのだが、購入時にはろくに下調べもせずに購入したため、自業自得とあきらめていたのだ。
だが、最近のうるささは、明らかにFANが汚れてきたうるささで、もって生まれたうるささとは違う。
で、前置きが長くなったが、FANをお掃除しようということになって、
1168日ぶりの更新は、そのお掃除の顛末である。
(1)ここに音源であるFANがある。
外気を吸い込んで、
(3)の下にあるCPUのヒートシンクを冷やす。
(2)はそのFANの電源コード、
回転数の制御用のコードも一緒だ。
(4)はハードディスク。
(5)はCD/DVDドライブ。
(6)は電源。
(7)はメモリ。
よく話題になってた、この機種の問題点を一応書いておくと、前面の吸気FANによるエアフローと電源のFANによるエアフローが、ハードディスクのあたりでぶつかるようになっている。
よって、ハードディスクがやばいという説。
電源のFANの向きを逆にすれば良いという説や、そうするとCPUを冷やした後の暖かい空気が電源に入ってくるから、今度は電源がやばいという説や、いろいろ。
結局、ケースの右側面のカバーを空けておくというのが一番よさそうで…。
ただ、ちと消極的で、悲しい。
今回、その辺はお茶を濁しておいて、とにかく(3)の中に在るであろうFANのお掃除が目的。
ハードディスクをはずし、(3)を留めているねじを2ヶ所はずして、黄色の線を軸に(3)を右の方へ起こすような感じではずす。
ハードディスクまでは、はずし方のイラストも描かれているが、ヒートシンク以降は、メーカー保障は得られないだろう( 未確認 )、
やってみようという方はご注意を。
当然、私も何の責任も持ちません。
はずしたのが、この写真。
思ったとおり、FANの汚れは相当なもの(赤丸)。
はずすにはマザーボードもはずす必要があったので、横から綿棒で埃を取ってお掃除完了。
ヒートシンクとCPU(青丸)との間の熱伝導グリスを塗りなおし、ヒートシンクを取り付けておしまい。
やってみる方は、熱伝導グリスが必須です。
後でよく見たら、前面カバーがはずれそうな気もしたが未確認。
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toris on 2009年5月16日 at 12:03 PM said:
はじめまして。使用5年目ですが、自分で筐体開けたりすることはありませんでした。最近、スイッチ周りが触れないほど高温になり、急に落ちたりして、とうとうHDが起動しなくなりました。きっとずっと炙られ続けて半死の状態です。
ファンの騒音など最初からあきらめていたのですが、縋る思いで掃除をしました。
右カバー以外は怖くて外せないので、図解に従ってファンだけ外して、羽と通風孔の掃除をしたところ、ああああ、HDが普通に起動するようになりましたっ!送風量が増えて幾分か楽になったのだと思います。
(黒いところだけ取り外しました。線がつながってるのであまり離れませんが、)
熱風構造も知ることができて良かったです。メーカーって、そういうこと考えないんですかね~(泣)評判を調べなかった私も悪いのですが。
とにかくわかりやすくて助かりました。効果的な延命措置です。ありがとうございました。
toris on 2009年5月16日 at 12:17 PM said:
連投申し訳ありません。訂正です。触れないほど熱くなったのはスイッチ回りではなく、背面部分です。どうでも良いですかね(汗)あとファンが外せたのは、私のは少し違うタイプだからかなと思いました。グリスを使うところがなかったので。
まさと on 2009年6月28日 at 11:19 PM said:
掃除して埃を取ったら、(Fanの掃除・グリースの部分は実施せず)
とても静かになりました。
どうもありがとうございました。
息子も、戦いは終わった・・・と、静寂を楽しんでいます。