だいぶ前に買った降雨センサーを引っ張り出してきた。
DMMにつないで抵抗値の変化を測定する。
左から順に、1滴で130kΩ、3滴で85kΩ、17滴で36kΩというふうに水滴(ここでは水道水)をたらすと抵抗が変わる。
非常に単純、要するにこれだけのものだ。
それだけじゃ芸が無いってんで、こんな基板が付属している。
LM393というコンパレータが載っているが、どんな回路になっているのか現物で配線を調べたわけではない。
「Rain Sensor Schematic LM393」で検索したら下のようなものが見つかって、載ってるパーツは全部同じなので、たぶんこんな感じの回路かとは思う。
状況が変わると抵抗値が変化するようなセンサー一般に使える回路なんじゃないかと思う。
左の+-の端子はセンサーに接続する。
降雨センサーの場合は極性は無関係だ。
右は電源と、AOはたぶんアナログ・アウトで、DOはデジタル・アウトだと思う。
実際に試してみると、AOは1滴たらすたびに徐々に電圧が下がっていくが、DOは4滴くらいたらしたところで急に0VになってDO-LEDが点灯するという仕組み。
つまり、これがコンパレーターの働きということだ。
どうせPICのADCで組むから必要無いものだが、元がArduino用のモジュールなのでそうなっている。