TEVO Tarantulaの表示用のLCDが壊れた。
「コントロール・パネルのLCDを壊してしまった。」
基板は大丈夫と踏んでLCDだけを注文してあったのが今日届いた。
基板の裏に2004Aと書いてあるものだ。
さっそくTEVO Tarantulaのコントローラーに載せてみたが、ちゃんと表示されない。
下の写真の左が今日届いたもので右が壊れたものだ。
ちゃんと表示はされないものの、左は初期化に失敗してるような場合の表示だ。
いままでLCDを扱って来た経験から言えば、もう一歩初期設定がうまくない、ってときによくこんな表示になる。
右は明らかに壊れてる。
ところで、今日届いたLCDにはI2C用のインターフェイス・モジュールがついている。
これとArduino NANOで動作確認してみることにした。
以下、Visual Studio Codeでの操作を覚書きしておく。
[F1]からArduino Library Managerを呼び出す。
検索欄に Liquid Crystal I2C と入れる。
下のをインストールしてみた。
バージョンは1.1.2だ。
上はインストール後の絵なのでINSTALLEDとなっている。
[F1]からArduino Examplesへ入り、Examples from Custom Libraries > LiquidCrystal_I2C > HelloWorld を読み込む。
I2C変換モジュールの端子とArduino NANOを以下のように配線する。
GND – GND
VCC – 5V
SDA – A4
SCL – A5
スケッチをそのまま書き込めば、以下のようにちゃんと表示されるので、今日届いたLCDそのものはちゃんと動作するようだ。
TEVO Tarantula 上で壊したLCDをつないでみると以下のようにやはり壊れている。
以上から、届いたLCDに問題はないとわかるので、何かFirmwareでの設定が必要なのか、コントロール基板も壊れているのかのいずれかということになる。
通常なら原因究明に乗り出すところだが、USBで接続して問題無く動いているのでやる気が出ない。
「電子点灯管」にも書いたように、スタンド・アローンで使いたい最大の動機が無くなってしまったからだ。
気が向くまでしばらく放置すると思う。
なお、何かもう真面目に読む気もしなくなったけど関連wikiサイトへのリンクを張っておく。
http://reprap.org/wiki/RepRapDiscount_Smart_Controller
回路図も。
追記(2018/04/18)
直した。
「コントロール・パネルの修理とLCD交換完了」