だいぶ放置してすっかりホコリをかぶっていた「デジまめカウンター」を少しだけいじってみた。
PIC12F675 + TLP621-2 + デジまめカウンター
前回までの結論は、使えるけどもう少しカウント・アップが速けりゃいいのにな、ということだった。
で、改造でもして速くなるものかどうかやってみる。
私のスキルが伴わないこともあって、改造できる部分といえば下の写真の3つだ。
それぞれ、外してしまうか、外して短絡させるかくらい。
まずは一番左のを外して、ハンダを盛って短絡させてみる。
1秒につき25カウントほどするようになるので、2.5倍の速さにはなるが、液晶の表示が薄いというかちらつくようになってしまった。
IC用か液晶用の駆動クロックの周波数が変わっちゃったって感じかなあ。
カウントが早くなるのはいいが、液晶の表示が変なのは困る。
次は、上のパーツを元に戻して、真ん中のをいじる。
今度のはプルアップされているようなので、単純に外してみる。
下の写真は、最初に外したのを戻し、真ん中を外したところ。
ん、何も違いが無いような。
最後に一番右だが、外しても、外して短絡しても、液晶が点灯しなくなった。
カウント動作はしていて液晶が点灯しないだけなのかもしれないが未確認。
あと、3つの状態の組み合わせや、接続されている素子の値の変更など、いじれる場合の数は結構あるわけだが、ちょっと飽きた。
一番の成果は表面実装用のチップ部品の取り外しと付け直しが、意外と問題なく行えたこと。
3箇所について、それぞれ外して付け直してを行ったが、別に問題なく元通りに復旧できたことが収穫だ。
使ったのはこんな道具。
(1)虫眼鏡(2つ重ね)、(2)クリップつきLEDライト、(3)クリップ、(4)L字金具、(5)取付金具、(6)ボルトとナット、(7)ピンセット
以上、すべて100均での調達で合計800円程度だ。
こんな見え方。
あとはもちろんハンダごてが必須で
吸い取り線があれば便利だ。