Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

パナソニック RP-HZ47 断線修理再び

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パナソニック オープン型オンイヤーヘッドホン 耳掛け式 RP-HZ47というヘッドホンは、1台目を買ったのが「耳掛け型 ヘッドホン」でのことだから、2010年の7月だ。
この初代は「パナソニックのRP-HZ47 いまだ現役」や「パナソニックRP-HZ47右も」に書いたように、ボロボロになりながらも使い続けた。
その後、あまりにもボロボロになったので、2015年の1月14日に2台目を購入した。
なぜこのパナソニック オープン型オンイヤーヘッドホン 耳掛け式 RP-HZ47にこだわるのかというと、「オープンエア型」で「耳掛け式」が他にあまり見当たらないからだ。
ヘッドバンドは邪魔臭くて嫌だし、密閉型はしっかり聞きたい時にしか使わない。

さて、今回の内容は、表題の通り「断線修理再び」だ。
このパナソニック オープン型オンイヤーヘッドホン 耳掛け式 RP-HZ47の弱点は、よく断線すること。
もっとも、普段使いでは右のモジュールは耳に掛けていない時も多く、線に負荷が掛かりやすいのも事実だが。

右だけ音が出なくなる。
分解して、配線のはんだ付け部分を融かして外し、外した線の先とプラグとの導通を調べる。
片方導通が無いので、どこかで断線していると思われるが、場所は不明だ。
経験上、線が本体から外へ出るところの本体の穴に当たる部分が切れやすいので、その部分をまたぐようにカットする。
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被覆をむいてコーティングをはがす。
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片方は透明のコーティングでわかりにくいが、もう片方は色がついたコーティングなので、剥がれるとわかる。
両方一緒に紙やすりに優しくこすりつけて、色の方が剥がれて銅色が見えて来たらよしとする()。
この段階で導通を確認すると、ちゃんとつながっているので、予想通りだったことがわかる。
元の通りにはんだ付けする。
このはんだ付けは若干やりにくい。
導線が細いのと、何か線以外のものが撚り込んであるからだ。
古いはんだをちゃんと取り除く、フラックスを多めにする、くらいしかやりやすくする方法を知らない。
以上で修理完了だ。

記憶にあるだけでも、1台目の左右、2代目の左右、そして今回右と、幾度もこんな修理を繰り返している。
パナソニックRP-HZ47右も」に書いたように、製品の欠陥とも言っていいような理由での断線もある。
安いんだから、新しいのを買っちゃってもいいわけだが、故障の原因は今のところこの手の断線だけだし、上の手順で直るので、買い替えることもなかろう。
新しいのも、どうせ同じ原因で1度は断線するわけだし…。

追記(2016/08/17)
コーティングは、やすりで剥かなくても、ハンダを融かしてその中へくぐらせると融けて取れる。
同時に、はんだコーティングが出来て、予備ハンダの完了となるので、この方法の方が楽だ。

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Posted under: Hardware その他


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