一時期の大はしゃぎが収まって、じんわり浸透期間に入ったような感じがする3Dプリンターについて調べてみる。
10万・20万なんてのを買う気はない。
10万円未満、出来れば5万円も切っているくらいならありがたい。
Aliexpressで探してみる。
ずばり「3d Printer」で検索して「Orders」の順に並び替える。
売れ筋は300ドル程度のもののようだ。
TEVO, TEVO -Tarantula I3, TEVO 3D Electronic Technology Co., Ltd
FlyingBear, FlyingBear-P902, Flyingbear 3D Printer
flsun, FLSUN 3d printer(Kossel 3D Printer), flsun 3d printer Store
TEVO, TEVO -Black Widow, TEVO 3D Electronic Technology Co., Ltd
Anet, Anet 3d printer(a6 A8), Monda Online Store
Micromake, Micromake DIY(Kossel Delta), Micromake Official Store
flsun, flsun 3d printer(Prusa i3), flsun3d printer Store
Infitary HB-i3(Prusa i3), Infitary 3d printer
TRONXY, P802M(Prusa i3), Ostars store
Anet, A8 & A6(Prusa i3), O&Fine Store
以上、売れた数順の上位10台だ。
どれがメーカー名でどれが型番だか良く分からないものもあるが、KosselとかPrusaとか名前が同じなのは形状も同じだ。
オリジナルなのか、何かのコピーなのか、例によって良く分からないが、ある種の系列のようなものがありそうなことはわかる。
RepRapというオープンソースなコミュニティーというかプロジェクトらしい(http://reprap.org/)。
Prusa i3とKossel Deltaはそこで提案されたものだそうだ。
注意した方がいいかと思われることは、どうやら、この価格帯の人気機種は、組み立て式のようだという点。
私はその方が面白くていいが、楽しめない人は注意が必要だろう。
写真を眺めた限りでは、ほとんどが汎用のパーツを使っているように思える。
それで、低価格化が可能になったのだろう。
残る樹脂の吐出位置を決める機構の違いで、上の写真のような3つの違いが出ているように思う。
以上、何の根拠もない、見た目から感じただけのまったくの想像の話だ。
次のステップは、某巨大掲示板での聞き込み、と言いたいところだが、実際に聞き込むのではなくログ検索を行う。
Tevo 1, Tarantula 1
Flyingbear 12, P902 6
flsun 0, Kossel 23
Black Widow 1
Miceomake 5
Prusa 23
Infitary 0, HB-i3 0
Anet 1, A6&A8 0
TROXY 0, P802M 0
Anycubic 8
この結果からは、Kossel系、Prusa系の存在がなんとなく想像できる。
Kossel系は三角柱の形のヤツ(上の写真の右上)、Prusa系は2面をT字に配置したつくりのヤツ(上の写真の中央下)だ。
電々板で一番人気のようなのがFlyingBearで、直方体のオーソドックスな形をしている(上の写真の左上)。
Kossel系やPruse系はその派生型が話題に上ってそれがカウントされる可能性があるので、そういう意味ではFlyingBearが手堅いのかもしれない。
以上、製品そのものの性能だとか仕様は一切無して、どんな機種が巷で話題なのかを調べてみた。
追記
その後「3D Printer Compare」とかで検索していたら、こんなサイトを見つけた。
3D Printer Index -Compare 3D printers by price and reviews.-
価格や性能で絞り込めるので便利そうだ。
$500以下で絞り込むと15件表示され、上で出てきたものも並んでいる。
Black Widowや電々板で見かけるP902は、まだReviewが無い。
「3Dプリンター選び2」へ続く
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