3Dプリンターで出力したい物として、自作基板のケースがある。
あらかじめプリント基板の方でレイアウトをあれこれ工夫するなら、その時に既存のケースに合わせて作れば済む話だ。
3Dプリンターは必要なくなる。
一方、プリント作成時に自由気ままに作り、後でケースの方をそれに合わせて作ると、一品感が増して良い。
3Dプリンターの存在価値も高まるというものだ。
で、そうなると、プリント基板のパターンをBlenderに読み込んで、それに合わせて3Dデータを作るのが楽だし正確だ。
プリント・パターンだけでなく部品の配置も分かった方がいいので、SVG出力時の設定はエッチング用のパターンの出力の時とは変更する必要がある。
Blenderにバックグラウンドを読み込む方法は以下の通り。
ただ、SVGはどうやらCurveとしてしか読み込めないようなので、InkscapeでPNGに変換してから読み込んだ。
ここでエクスポートした画像と実サイズとの関連が良く分からないので、単位をmmにして画像サイズを把握しておく。
幅1cmで読み込まれた。
これを、先ほどBlender上で確認しておいた実サイズに直しておく。
この例では41mmだった。
あと、ど真ん中に置かれても面倒なので、画像の左下などが原点になるように移動させておき、必要に応じて上下や左右に反転さておく。
あとはこれに合わせてケースを作っていけばいい。