AliExpressで買ったPETGがだいぶ前に届いていたのだが放置してあった。
時間が出来たので試してみる。
送料込み1kgで$27というもので、110円換算だと2970円だ。
日本のAmazonあたりで買うよりは安めだ。
もの自体は、しっかり梱包され、ちゃんと密閉されて届いた。
乾燥剤も入っているし、空気も抜けてないしで、今まで買ったものと様子的に全く遜色ない状態で届いた。
まあ、それで当たり前だが。
なお、PETGそのものについては「PETG」で軽く下調べしてある。
使ってみる。
大抵は、パッケージやスプールにノズルの温度設定とかが書いてあるんだが、全くそういう記載はない。
面倒だから、PLA用に作ったgcoファイルでそのまま印刷してみる。
明らかにノズルの温度が低すぎるか、フィラメントの送り量が少ないときの症状だ。
ベッドから外すときに中ほどで崩れて剥がれたが、第一層のベッドへの定着はさほど悪くない様子。
設定は205℃、70℃だ。
まずは温度を上げていく。
3度目からはファンも完全に止めた。
5度目で、ベッドから剥がれてノズルと一緒にダンスしたので、(5)は無い。
ベッドの温度を上げても良かったが、踊ったらケープという前例があるので、(6)ではさっさとガラスにケープを吹いた。
あらためて(2)を見ると反っているので、最初からケープを吹いた方が良かったなと思う。
結局、235℃、70℃、ガラス・ベッドにケープという条件で、まずまず問題なく印刷できるようになった。
こうして、ABSのとき
「初めてのABS」
「ABSの反りと割れ」
よりは無駄を出さずにある程度印刷条件を絞れた。
まあ、あの時にいろいろ試したし、「ガラスにケープ」という王道にもたどり着いていたからこその今回ということだ。
あ、もちろん、PETGの方がABSより扱いやすい素材だ、というのが一番大きいが…。