※この記事の内容は「Arduino IDE 1.6.10 – Export compiled Binary –」で解決されているので、すでに無意味なものとなっています。
コンパイル済みのhexファイルは、MPLAB X IDEだとプロジェクト・フォルダの階層の中に保存されている。
Arduino IDEでは、プロジェクト・フォルダと呼ぶのか知らないが、スケッチの入っているフォルダにはinoファイルしかない。
どうやら、コンパイルが済んで書き込んだ後で消去されているらしい。
残すように設定できるのかどうかはわからなかったが、一時ファイルの置き場を指定することは可能で、コンパイルしたときにそこに作成されるbinファイルを持ち出せばいいことは分かった。
方法
File > Preferences > Settings
を表示させると、下の方に
More preferences can be edited directly in the file
とあって preferences.txt の場所が書かれているので、そこをクリックする。
私の環境では「C:¥Users¥hogehoge¥AppData¥Local¥Arduino15¥preferences.txt」だった。
フォルダが開くので preferences.txt を開く。
ここで、IDEをいったん閉じる。
preferences.txt の最後の行に
build.path=D:¥Data¥Electronics¥Arduino¥_temp_for_build
のような一行を追加する。
build.path=一時ファイルを保存する場所
という書式で、ここでは私は「D:¥Data¥Electronics¥Arduino¥_temp_for_build」を指定した。
あとは普通にVerifyをクリックすれば、ここにbinファイルが作成される。
これは、次にコンパイルを行うまではここに存在するようだ。