epsをwmfに変換する方法の覚書き。
環境はWindows 7 Pro 64BITで、フリーのソフトのみで行うのが条件だ。
OpenOffice.org Drawが結構便利なので、以前からベクター系のデータの汎用性にはうれしさを感じていたのとの相乗効果でベクタ形式の画像データを扱うことが多くなった。
ところがOpenOffice.org Drawにはwmfは読み込めるがepsは読み込めないみたい。
で、epsからwmfへの変換方法をいろいろ探した結果、Ghostscript(http://pages.cs.wisc.edu/~ghost/)とpstoedit(http://www.pstoedit.net/pstoedit)というのの組み合わせで変換できるらしいことをつかんだ。あと、Ghostscript用のGUIとしてGSview(http://pages.cs.wisc.edu/~ghost/gsview/index.htm)というのがあることも分かった。
64BIT環境なのでそれぞれ64BIT版をもらってきてインストールすればいいと思ったのだが、私の環境では、Ghostscriptは32BIT版が必要だった(この点は後述)。
GhostscriptとGSviewはお任せでインストールすればいいのだが、pstoeditのインストール先だけは明示的に指定する必要があって、C:Program FilesGhostgum 以下とする。
結果、GhostscriptはC:Program Filesgs以下にインストールされ、GSviewはC:Program FilesGhostgum以下にインストールされるようだ。
いよいよ変換してみる。
C:Program FilesGhostgumgsviewgsview64.exeを実行してepsファイルを読み込む。
Edit > Convert to vector format…からwmfに変換する
当初、このとき、エラーが出ていたのだが、メッセージを良く見ると、gswin32c.exeでエラーとある。
確認したらgswin64c.exeはあるがgswin32c.exeは存在しない。
32ってのはきっと32BIT版のことだなと思ったので、Ghostscriptは32BIT版をインストールしてみたら、エラーが出ずに変換できるようになった。
下の絵は、こうやってepsからwmfに変換したファイルをOpenOffice.org Drawで編集しているところ。