六角棒レンチを普通のドライバーのように使えるようにする。
おおざっぱに言うと、六角棒レンチを3Dプリンターで作った型にはめ込んで普通のドライバーのようにする。
1.六角棒レンチをスキャナでスキャンする。
ものさしを写し込んでおく。
2.レンチが水平になるように傾き補正する。
きっちりのサイズになるようにトリミングする。
ここでは幅70mmにしてある(※1)。
3.Blenderに背景として読み込む。
4.サイズを合わせる。
5.Bezierを追加してなぞる。
6.引っ張り上げて型が完成する。
その後の手順に目新しいものは無い。
下のようになってBlenderでの作業は終了だ。
スライスして印刷して組み立ててネジ留めして出来上がり。
手で持つ部分がちょっと太すぎたかな。
ネジ留めも2か所にしたが、右のように3か所の方がよかったと思う。
追記
持つ部分を小さくし、レンチもカットして短くした。
順番が前後したが、これ、HDD用のインチ・ネジを買ったら頭が六角穴だったので、それ用に作った。
ケース内の狭いところで使うのでコンパクトに、レンチも短い方が都合がいい。
※1
あるいは、
幅(cm) ÷ 2.54 × スキャン時の解像度(dpi) = ピクセル数
ピクセル数 ÷ スキャン時の解像度(dpi) × 2.54 = 幅(cm)
で計算する方が正確だったと後で思った。
ものさしも必要無い。
ちなみに、上の場合、計算上は1654ピクセルになるが実際は1667ピクセルだった。
約0.6mmの誤差。